恵那」タグアーカイブ

シンポジウム「交通まちづくり -地方都市からの挑戦-」開催のご案内

[Update 4] 本シンポジウムは無事終了いたしました。ご参加・ご協力いただいた多くの皆様に深く御礼申し上げます。(2015.7.5)

[Update 3] 満席となりましたため、参加申込受付を終了しました。(2015.6.27)

[Update 2] 席が残り少なくなっております。先着順で受け付けておりますが、お申し込みいただいてもご希望に添えない場合がございますことをご了承ください。(2015.6.26)

[Update 1] 多数のお申し込みをいただきましたため、会場を「工学部11号館講堂」に変更いたします。(2015.6.23)

「暮らしやすいまち」、「自慢できるまち」、「住み続けたいまち」の実現に交通計画がどう貢献できるか──。私たちは2007年から2014年までの7年間にわたり、土木学会土木計画学研究委員会に設置された研究小委員会のもと、まちづくりに貢献する交通計画「交通まちづくり」の研究と実践に取り組んできました。この7月、その成果をまとめた書籍『交通まちづくり -地方都市からの挑戦-』(原田昇編著、鹿島出版会)が出版されるのを機に、シンポジウムを開催いたします。
セッション1のテーマは立地適正化計画・地域公共交通網形成計画です。昨年制度化されたこれらの計画は、交通と土地利用の連携に新たな道を拓くものです。本セッションでは制度設計、ビジョン構築、調査体系の3つの側面から、新たな計画制度のもとでの交通まちづくりのあり方を考えます。
セッション2では、本書で紹介している中から5つの都市の交通まちづくり事例を振り返るとともに、そこから他のまちが、そして未来に向けて何を学ぶことができるかを議論します。

開催概要

日 時: 2015年7月5日(日)13:00-16:25
会 場: 東京大学工学部11号館講堂  ※地図はこちら 【変更しました】
参加費: 2,000円(書籍『交通まちづくり』代金を含む;当日申し受けます)

プログラム(敬称略、講演題目は変更の場合があります)

続きを読む

第6回交通まちづくり研究会

2013年3月30日(土) 於:東京大学

「交通まちづくりの実践」研究小委員会では,まちづくりに貢献する交通計画=「交通まちづくり」の計画手法を確立することを目指して,ビジョン構築,調査体系,制度設計の3つの側面からの研究と実践を,各地を舞台に進めています。
今回の研究会では,小委員会のこれまでの活動で取り上げてきた9都市の交通まちづくり事例を再訪し,これに携わってきた研究者・実務者の方々から最新の動向を含めた話題提供をいただくとともに,3つの視点からの多角的・横断的な討議を行うことをねらいとしています。

続きを読む

市民参加シンポジウム「スローモードの再生とスローツーリズムによるまちづくり」

2010年11月22日(月) 於:ベルクラシック甲府

主催:土木学会土木計画学研究委員会交通まちづくり研究小委員会
後援:国土交通省関東運輸局山梨運輸支局

はじめに

  • 佐々木邦明(山梨大):はじめに

報告

  • 三森哲也(甲州市):歴史的産業遺産を活かすフットパス勝沼 [甲州]
  • 豊木博泰(山梨大):公共交通再生のための観光情報と公共交通情報のコラボレーション [山梨]

パネル討議「ツーリズムと交通まちづくりの今後 ~山梨のスローモード移動風景の再生を考える~」

【司会】原田昇(東大) 【コメンテーター】佐々木葉(早大)
【パネリスト】三森哲也,山本育夫(つなぐNPO),高山純一(金沢大),溝上章志(熊本大)

  • 佐々木葉:移動風景の再生 [恵那,明知鉄道]
  • 山本育夫:つなぐNPO [山梨]
  • 高山純一:自転車利用環境の改善策と公共レンタサイクル実験 [金沢]
  • 溝上章志:市街地における街路空間構成と回遊行動の把握 [熊本]

第3回交通まちづくり研究会「交通まちづくりのデザインと実践」

2010年3月16日(火) 於:東京大学

人口減少,財源,環境問題から観光や移動風景の再生まで交通まちづくりを進めている私たちの目の前に解決すべき様々な課題が横たわっている.こうした中,交通まちづくりのためのデザインやプラニング,市民参加の方法について明確な視座が求められている.第三回を迎える交通まちづくり研究会では,これからの時代の交通まちづくりについて掘り下げた議論を展開してみたいと考えている.

続きを読む

移動風景の再生 in 明知鉄道「明知鉄道の風景を考えるワークショップ」

2009年11月1日(日) 於:恵那市役所

電車に乗れば靴をぬいでシートに膝立ちになり、窓にしがみついて流れる景色に目を見張る。こんなことをするのは子どもだけなのでしょうか?
いやちがいます。普段窓の外など見ない貴方。岐阜県恵那市の明知鉄道にご乗車ください。靴は履いたままでも、窓にへばりつきたくなります。そんな素敵な車窓風景が楽しめる明知鉄道ですが、ローカル線の宿命か、乗客は減少し、人々の日常生活とはどんどん離れています。また眺められる地域の風景のほうも、車窓からの熱い視線を感じなくなったせいでしょうか、元気がありません。
岐阜県恵那市は、現在「まちの将来ビジョンをビジュアルに表現したもの」としての景観計画策定に取り組んでいます。その中の一つの鍵となるのが市の南半分を貫ぬく明知鉄道です。自立心の強い個性あるまちをつなぐ鉄道を活かして、合併後の地域イメージの再構築と地域間連携を強化していこうと考えています。そのためには、鉄道から見る風景、鉄道を見る風景、この双方のまなざしを丁寧に考える必要があります。
この度のWSでは、明知鉄道周辺風景についての学生および地域住民の様々な認識や思いに関するデータを提示しながら、パネリストの方々にも明知鉄道にご乗車いただき、明知鉄道および日本各地に存在するローカル線の移動風景を活かした地域マネジメントの方向性を探っていきます。

続きを読む