2012年6月2日(土) 於:京都大学
まちづくりに貢献する交通計画「交通まちづくり」は、問題解決型ではなく、望ましい生活像を提案する価値創造型の計画であり、その実現のためには従来手法と発想の異なる新しい計画手法(ビジョン構築、調査体系、制度設計など)の開発が必要である。本スペシャルセッションでは、その中でも交通まちづくりを支える都市構造に関わる諸制度に初めて統括的に光をあてる。具体的には駐車場整備のコントロール、集約化都市づくりの関連法制度、最新の国際的動向、いくつかの試案を踏まえ、わが国の今後の制度設計のあり方について批判的検討を行う。
【主オーガナイザー】原田昇(東大) 【副オーガナイザー】谷口守(筑波大)
発表
- 大沢昌玄(日大),中村文彦(横浜国大):駐車場からのまちづくり -量の確保から3D+Mへ-
- 森本章倫(宇都宮大):都市集約化に向けた立地誘導の制度 [宇都宮,富山]
- 松中亮治(京大):フランスの都市内交通政策 [フランス]
- 高見淳史(東大):イングランド アクセシビリティとプランニング [イングランド,ロンドン]
- 喜多秀行(神戸大):「公共交通サービス区域」という考え方とそのあり方
- 神田昌幸(富山市):制度づくりの現場から [富山]
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