地方ワークショップ」カテゴリーアーカイブ

第6回地方ワークショップ 「湯布院の交通まちづくりを考えるシンポジウム」

 2013年7月28日(日) 於:湯布院コミュニティセンター

平成14年11月に「湯布院・いやしの里の歩いて楽しいまちづくり交通社会実験」が実施されてから10年が経過しました。1,400名以上のボランティアの参加による画期的なパッケージ型の交通社会実験でありましたが、その後10年で観光需要も変化しまた交通まちづくりに関する政策課題も変化しています。
そこで当時の様子を振り返りながら、公益社団法人土木学会土木計画学研究委員会「交通まちづくりの実践」研究小委員会等との共催により、現在の交通まちづくりに関する課題について整理し、その解決の糸口を探るワークショップを下記のとおり開催したいと思います。

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第5回地方ワークショップ「過疎地公共交通の未来をつくるシンポジウム」

2012年12月15日(土)~16日(日) 於:ラポルトすず大ホールほか

人口減少が進む能登地域では、公共交通の利用者が減少しており、JRバスの撤退、のと鉄道輪島線・珠洲線の廃線、路線バスの減便などが進んでいます。しかし、高齢者や高校生などクルマを運転できない方々にとって、バスや列車は生活の足として必要不可欠なものです。公共交通を支えていくためには、運行のための費用や乗務員などの人材を確保していくことが必要です。
こうした問題は、能登地域だけでなく、全国の過疎地域においても共通の課題です。このため、全国の交通まちづくりの研究者や専門家の方々を交えて、過疎地域の未来をつくる公共共通のあり方を議論するシンポジウムを開催いたします。

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移動風景の再生 in 明知鉄道「明知鉄道の風景を考えるワークショップ」

2009年11月1日(日) 於:恵那市役所

電車に乗れば靴をぬいでシートに膝立ちになり、窓にしがみついて流れる景色に目を見張る。こんなことをするのは子どもだけなのでしょうか?
いやちがいます。普段窓の外など見ない貴方。岐阜県恵那市の明知鉄道にご乗車ください。靴は履いたままでも、窓にへばりつきたくなります。そんな素敵な車窓風景が楽しめる明知鉄道ですが、ローカル線の宿命か、乗客は減少し、人々の日常生活とはどんどん離れています。また眺められる地域の風景のほうも、車窓からの熱い視線を感じなくなったせいでしょうか、元気がありません。
岐阜県恵那市は、現在「まちの将来ビジョンをビジュアルに表現したもの」としての景観計画策定に取り組んでいます。その中の一つの鍵となるのが市の南半分を貫ぬく明知鉄道です。自立心の強い個性あるまちをつなぐ鉄道を活かして、合併後の地域イメージの再構築と地域間連携を強化していこうと考えています。そのためには、鉄道から見る風景、鉄道を見る風景、この双方のまなざしを丁寧に考える必要があります。
この度のWSでは、明知鉄道周辺風景についての学生および地域住民の様々な認識や思いに関するデータを提示しながら、パネリストの方々にも明知鉄道にご乗車いただき、明知鉄道および日本各地に存在するローカル線の移動風景を活かした地域マネジメントの方向性を探っていきます。

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